ディー?エヌ?エー(DeNA)は、既存事業の開発現場とは別に、最先端技術の研究開発と事業化への発案に集中する集団として、R&D組織を新設。次世代の技術の習得とともに、さまざまなチャレンジを積極的に行うことで、新技術のスムーズな事業適用を目指す。
ディー?エヌ?エー(DeNA)は2018年8月6日、新たな技術領域を積極的に研究開発し、新技術で事業貢献を行うことを目的としたR&D組織を2018年8月から設置したと発表した。
DeNAは、コーポレートビジョン(長期の経営指針)として「インターネットやAIを活用し、永久ベンチャーとして世の中にデライトを届ける」を掲げ、ゲーム、Eコマース、オートモーティブ、ヘルスケア、スポーツなど、幅広い領域で事業を展開している。
事業領域の拡大が加速する中、技術開発部門では、新しい技術をいかに早く取り入れ、挑戦領域で実用化するかが求められるようになってきたことから、既存事業の開発現場とは別に、最先端技術の研究開発と事業化への発案に集中できる集団として、R&D組織を新設したという。
R&D組織では、2018年4月にシステム本部長に就任した執行役員の小林篤氏を代表とするシステム本部 技術開発室が中心となり、新技術の研究開発に取り組む。研究テーマは、DeNA全社員からの提案を対象とし、技術開発室で選定する。
研究開発の成果は、半期ごとに実施される社内の先行技術発表会で発表する他、DeNAが毎年主催する「TechCon」などの各種テックカンファレンスなどで外部発表することも積極的に検討していくとしている。